California Climate Credit

私が使っている電気・水道会社のSCE(Southern California Edison:カリフォルニアでは、電気と水道は一つの会社から供給されます)からこんなEメールが届きました。

 

タイトル:「look for a Climate Credit on your bill」

内容:This month your utility bill will include a credit identified as the "California Climate Credit." Your household and millions of others throughout the state will receive this credit on your utility bills.

 

こりゃなんだと思ってアメリカ人に聞いてみたところ、どうやら自然保護プログラムの一環で「電気やガスを必要以上に使わなかったお礼としてSCEから何かをもらえること」らしいです。

 

Creditには、「信頼」や「クレジットカードそのもの」の意味だけでなく、このような「良い行動に対するお返し」の意味があるそうです。例えばアメリカでも日本でいうポイントカード(スーパーで何ポイント貯めると100円引きになる、などのあれです)がまれにありますが、そのポイントも「Credit」と言うらしいです(日本と同じように「Point」と言うこともあります。どちらも同じ使われ方らしいです)。

 

※ちなみに、大学での似たような使われ方として、教授が課題やテストの問題に対して「期待以上の成果・回答があった場合には「Extra Credit(特別ボーナスポイント)」をあげるよ」と言ったりよくします。

 

今回の電気・水道会社からのメールの例では、「使用料が少ないあなたの家庭は、今月の使用料が少し割引になったよ」という意味らしいです。ちなみにこのときは $38割引になりました。その月の使用量が$56だったので、その月は$18支払えばよくなりました。お得ですね。

 

なお、Creditイコールお金というわけではないので、「割引」や「キャッシュバック」という意味では必ずしもありません。通常、何らかのメリットがある、という考え方のほうがよいかもしれません(商品と交換だったり、よりよいプランへの変更だったり)。

 

P.S.

カリフォルニア州では電気・水道は一つの会社から供給されますが、ガスは違う会社の管轄らしいです。らしい、と言ったのは私がそれを払った経験がないからです。大家さんが代わりに支払っていたのか(つまり、家賃にガス代が含まれていた)、アパートメント管理会社の負担になるのか(これも、HBOという管理費に含まれていた、という意味)、は定かではありません。アメリカでアパート賃貸を考えている方はこのあたりきちんと確認しておくとよいと思います。