大統領選挙

在米期間中に、アメリカ大統領選挙戦を体験できました。選挙日は2016年11月8日でしたが、その一年位前からテレビやラジオで選挙活動は始まります。

 

アメリカ人は日本人よりも選挙への関心が高く、学生どうしでも選挙の話を良くしていました。また、家や車などに「〇〇(選挙候補者)を応援しています」というステッカーを貼っている人もよく見かけます。

 

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こんな感じ。

 

ちなみにカリフォルニア州は共和党支持のため、写真にもあるようにバーニーサンダースやヒラリークリントンを支持する人が多かったです(2016年当時)。

 

選挙が終わり、ドナルドトランプ氏が当選した際は、日夜抗議デモのニュースが流れ、学生も憤り、大学内も「これからどうるんだ」といった不安げな雰囲気でした。驚いたのは、大学からも選挙結果に対するメールが学生全員に届いたことです。要約するとこんな感じ。

「みんな結果には失望、もしくは恐怖していると思う。大学ではフォーラムやセッションを用意しているので、是非参加して不安を取り除いて欲しい。決して人種、性別、宗教差別を認めてはならない」

まるで大規模テロが起きたかのような反応です。大学があからさまに選挙結果への批判をするのはお国柄なのか、それほど憤りがあるのか、いずれにしても、日本では少し考えられないような対応です