Distance Education Network (DEN) について

私の通う大学 USC(の特に Engineeringコース)には、 Distance Education Network 通称 DEN というコースがあります。

これは他州や海外からでも USC の講義がインターネットで受けられる(だけでなく、単位や Degree ももらえる)システムです。

私のような In-Cumpus (大学に通う)の生徒には一見関係無さそうですが、このシステムの素晴らしいところは、「In-Campus の生徒であっても、履修者であれば講義をいつでもどこでも受講可能」という点にあります。 極端な話、ある授業が「毎週火曜、木曜の 1:00-3:00PM」であったとしても、その時間に大学にいる必要はありません。その講義はビデオに録画され、家や図書館からネットで24時間いつでもアクセスできるのです。

私はこのシステムをフルに活用しました。というのも、どうしても英語で理解できない箇所があるので、繰り返し再生できるこのシステムは大変便利でした。音声もクリアに録音されているため、教室で実際に聞くよりも聞き取りやすいです。まさに留学生のためのシステムと言えます。

もちろん、教授との直接の議論などはできませんが(チャットなどで TA が質問に答えてくれるようですが)、百人を超える大規模なクラスだと、そもそも議論する雰囲気ではないクラスもあります。そんなときはわざわざ決められた時間に学校に行く必要はありません。

このシステムは留学生が多い USC 特有のものなのか?最近の大学は(日本も含め)どこでも使っているのか?定かではありまセんが、日本で大学に通った10年前を思い出すと、技術の進歩を感じるシステムです。